教員一覧

准教授 服部 泰久

専門分野

機械力学、トライボロジー

専攻/研究領域

機械工学専攻/機械力学・制御工学領域

研究紹介

 自動車用自動変速機(AT)のクラッチ材には,ペーパ摩擦材が専用油(ATF)に浸された状態で使われており,これが荷重を受けて摩擦を発生しています.こ の材料は柔らかい網目構造の内部に液体を含んでいるため,荷重が変動すると大きく変形すると同時に液体の流動が生じ,接触面内でも液体の出入りが起こりま す.本研究室では,動的条件における変形特性・液体の透過特性・接触特性・摩擦特性などを測定し,現象の解明を行っています.
また,機械部品の摩擦性能は,接触面内の微小な凹凸の実際の接触(真実接触)状況や,接触点まわりに凝集する空気中の水分(メニスカス)の生成状況に大き く影響されますが,接触面内は不可視であるため通常この状況は知ることができません.本研究室では,接触面の可視化を行い,偏光や全反射などの特徴を利用 した光学的な方法により,真実接触とメニスカスを同時計測する方法の開発を行っています.