メッセージ

工学研究科長からのメッセージ

 

 

工学研究科は、電気電子工学専攻、応用理化学専攻、建築土木工学専攻、機械工学専攻、医用生体工学専攻の修士5専攻で構成されています。2016年度にそれまでの11専攻を改組して幅広い学問分野を包含する大専攻制に生まれ変わり、広範な知識の修得と深い専門知識の追求ができるカリキュラムとなりました。現代社会における様々な技術・工学のニーズに応え、多様な学修履歴と興味を有する学生を受け入れ、社会の変動に適切に対応する能力と正しい工学倫理を身に付けた人材育成を行っています。

 

工学研究科の教育方針は東海大学の建学の精神に則り、高度な専門性と人間性を兼ね備えた国際的な視野を持つ人材を育成することです。各専攻では、独自のカリキュラムにより高度な専門的学識を教授すると共に、指導教員による研究活動を通じた指導により問題発見及びその解決能力を備えた人材の育成にあたっています。また、本学の特色でもある正しい歴史観、世界観に基づいた人間形成を重視し、高い技術者倫理と社会貢献への熱意を持った人材育成を目指しています。

 

更に、グローバル化した社会で真に活躍する技術者を育成するために、国際化への様々な対応を行っています。研究成果の国際学会発表の奨励、国際学会参加費の一部支援、海外の提携大学への短期派遣留学の実施などを積極的に進めています。また、外国人留学生を積極的に受け入れ、すべての専攻で英語履修が可能なカリキュラムが準備されています。

 

高度な専門性に加え、人間性、国際性に優れた人材育成を目指して教育・研究活動を展開する工学研究科に多くの学生が進学され、勉学や研究活動に励むことで自らの能力を伸長され、将来の夢を実現させてほしいと願っています。

研究科長 梶田 佳孝